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院長ブログ

プラセンタの話題 (5) -安全性について-

‘プラセンタ’について抵抗のあるかたも少なくありません。一番は安全性のことが心配されると思います。正しく知り、安心して治療したいですねSmile

~プラセンタの原料と製造過程~
プラセンタの注射剤は、肝炎やエイズなど感染症のない健康な人の胎盤のみを原料としています。製造過程においては高圧蒸気滅菌により、らさらに細菌・ウイルスが不活化されます。また、胎盤に含まれる血液やホルモンはすべて除去されます。

~プラセンタ投与の際注意事項~
プラセンタ治療を受けたことのある方は最初に「献血はできなくなります」と説明をうけていることでしょう。これはまだ検査方法の見つかっていないクロイツフェルトヤコブ病の予防対策として、検査方法が見つかるまでは献血制限を受けることになっているからです。ちなみに日常生活においてこの病気にかかるリスクは厳しく見積もっても1億人あたり0.04人といわれており、プラセンタ治療を受けて病気を改善するメリットがはるかに大きいと考えられます。

☆プラセンタ注射剤の治療は50年以上の歴史がありますが、これまで重大な副作用は報告されていません。

プラセンタの話題 (4) -多彩な成分を含むプラセンタ-

最近よく耳にする‘プラセンタ’。サプリメントで飲まれている方も多いようですが、ハマサイトクリニックでは点滴・注射治療
を行っています。具体的にどのような効果があるかご存じでしょうかSmile

~多彩な栄養素と各種成長因子~
プラセンタには人間に必要とされるほとんどの栄養素が含まれています。また、全身の細胞を活性化する様々な「成長因
子」が確認され、再生医療の分野でも注目されています。

~プラセンタに含まれる主な成分~
(1)たんぱく質
(2)活性ペプチド
(3)アミノ酸
(4)脂質・脂肪酸
(5)糖質
(6)ビタミン(B群、C、D、など)
(7)ミネラル(ナトリウム、カルシウム、亜鉛、マグネシウムなど)
(8)ムコ多糖類(ヒアルロン酸など)

プラセンタの話題 (3) -幅広い薬理作用-

最近よく耳にする‘プラセンタ’。サプリメントで飲まれている方も多いようですが、ハマサイトクリニックでは点滴・注射治療
を行っています。具体的にどのような効果があるかご存じでしょうかSmile

~‘万能の臓器’ゆえのさまざまな作用~
胎児が育つためのあらゆる臓器の機能をつかさどるプラセンタ、多様な疾患や症状改善に効果が認められています。
おもな疾患;
(1)アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症など)
(2)婦人科疾患(更年期障害、生理痛など)
(3)自己免疫疾患(膠原病、リウマチなど)
(4)肝臓疾患(肝炎、肝硬変)
(5)精神疾患(うつ、自律神経失調、不眠など)
(6)肌の老化(肌荒れ、乾燥肌など)
☆慢性的な疾患や症状が気になる方は、ためしてみてはいかがでしょうか。

プラセンタの話題 (2) -胎盤は万能の臓器-

最近よく耳にする‘プラセンタ’。サプリメントで飲まれている方も多いようですが、ハマサイトクリニックでは点滴・注射治療を行っています。具体的にどのような効果があるかご存じでしょうかSmile

~プラセンタ‐胎盤‐の機能とは~
胎盤は妊娠期間中、胎児に必要な酸素や栄養素を運ぶだけでなく、胎児が育つために必要な様々な臓器の機能を代行しています。
具体的には(1)呼吸作用、(2)代謝・解毒作用(肝臓の機能)、(3)排泄作用(腎機能)、(4)ホルモン分泌作用、(5)免疫作用、(6)消化作用 など。
まさに‘万能の臓器’といわれるのでしょう。

プラセンタの話題 (1) -肝治療からの発見-

最近よく耳にする‘プラセンタ’。サプリメントで飲まれている方も多いようですが、ハマサイトクリニックでは点滴・注射治療を行っています。具体的にどのような効果があるかご存じでしょうかSmile

~プラセンタ効果の発見~
もともとプラセンタは肝硬変など肝機能障害のある方へ治療薬として使われていました。治療していくうちに、「肌がきれいになった」「肌が白くなった」その他色々な副効用が見つかったのです。今では‘美容・美肌のサプリ’といったイメージが強いのですが、本来は臓器治療のための薬だったのです。婦人科領域でも更年期障害の改善や滋養強壮目的などに使用しています。

最近のホルモン補充療法(HRT)(4) -さまざまな投与方法-

更年期障害の代表的な治療「ホルモン補充療法( hormone replacement therapy: HRT)」
具体的にどのような処方があるかご存じでしょうかSmile

~経口投与と経皮投与~
HRTは主に経口投与(錠剤)と経皮投与(貼り薬=パッチ、塗り薬=ゲル)の2種類かれます。注射剤は現在あまり使われません。経口剤は手軽で好まれることが多いのですが、小腸から吸収され肝臓で代謝される際に体内因子(凝固系、炎症など)に影響を与えるリスクがあります。一方、経皮剤はこのような影響がないため血栓や炎症へのリスク抑制が期待できます。

~経皮投与のメリット~
実際に、経皮投与は経口投与と比較し心筋梗塞、脳梗塞(血栓による疾患)のリスクが低いという報告があります。心筋梗塞ではHRTを施行していないグループよりもリスクが低いという結果です。(図☆経皮は黄色)
近年ではこのような背景から、経皮剤の使用が増えています。(図☆☆)

投与経路による心筋梗塞のリスク

HRT処方の推移

最近のホルモン補充療法(HRT)(3)-乳癌リスクは生活習慣リスクほど高くない-

更年期障害の代表的な治療「ホルモン補充療法( hormone replacement therapy: HRT)」
HRTと乳癌のリスク、皆さまが一番気にされていることかもしれません。
最近では’HRTの投与期間が5年未満では乳癌発症リスクはかわらない’ということが一般的に知られてきました。そのほかにも興味深いデータも報告されていますSmile

~各種習慣と乳癌リスク~
HRTは組み合わせる薬のパターンや投与方法でも副作用発現頻度が異なるといわれています。食生活では’フライドポテト”グレープフルーツ’、生活では’夜勤”フライトアテンダント”電気毛布の使用’などがHRTよりも乳癌の相対リスクが高いという報告があります。(☆図;HRT⇒EPT黄字

乳癌リスク

最近のホルモン補充療法(HRT)(2)-費用対効果-

更年期障害の代表的な治療「ホルモン補充療法( hormone replacement therapy: HRT)」
クリニックを訪れる方には費用の心配をされる方もいらっしゃいます。
治療開始にあたって必用な検査(主に保険適応)は多少の負担がありますが、治療薬は保険処方のため風邪薬など、ほかの一般処方と大差はありません。

~費用対効果~
HRTのメリットとして、「医療費の節約ができる」という報告があります。
2011年に日本女性医学学会のインターネット調査でも、HRT施行者のほうが、非施行者よりも医療機関にかかる費用や一般医薬品につかう費用が安いことが示されました。(図☆)

医療費比較

HRTにより様々な症状が改善し、その結果、医療機関受診や薬品の使用が減るということなのでしょう、興味深いデータですねSmile

最近のホルモン補充療法(HRT)(1) -新たな効用の報告-

更年期障害の代表的な治療「ホルモン補充療法( hormone replacement therapy: HRT)」
HRTは症状を有する閉経後女性の第一選択薬として国際学会で認められています。
更年期障害の治療以外にも副効果として、骨量増加・動脈硬化改善などが知られていますが、最近ではまた新たな効用が報告されています。

~睡眠に対する影響~
HRTを行った人は、行わなかった人と比べて「夜間覚醒=夜中に目が覚めてしまう」
「再入眠困難=目が覚めてまた寝入る」リスクが低いという報告がありました。
HRTには「より質の良い睡眠」を得る効果があるということが示されています(図☆)

HRTの睡眠に対する影響

~筋力に対する影響~
一卵性双生児で検討した研究、HRTを行ったほうが垂直跳びの高さが高く、最大歩行スピードが速かった、ということからHRTが「体力」「筋力」に効果があると考察されています。

~死亡率~
2009年の報告、HRT施行者の相対危険度(非施行者を1としたときの割合)は0.72、
HRTによって死亡リスクは約3割減少することが示されました。

HRTはそのベネフィットとリスクを知って、正しく使用すれば様々な恩恵をうけることができる治療です。迷っていたらまず専門医を受診し相談してみましょうSmile

子宮頸がん予防ワクチン(3)-上手な子宮頸がん検診の受け方-

当院を訪れる方の中にはすでにワクチン接種が済んでいる方もいらっしゃいます。
しかし、接種が済んだら子宮頸がん癌検診しなくてよい、というわけではありません。
ワクチン接種の前にHPV感染があって子宮頸がんを発症してしまうこともあるのです。

~検診のタイミング~
性交経験の無い方
子宮頸がん検診をせずワクチン接種することは問題ありません。
ワクチン接種後に性交機会があったら1~2年以内には定期検診を受け始めましょう。

性交経験の有る方
子宮頸がん検診を行ってからワクチン接種をお勧めします。万が一、がん検診で異常が認められた場合でも(前がん状態で経過観察で可の場合)感染しているHPVタイプにより同時にワクチン接種することに意味があります。

~HPVチェックを合わせてより正確な検診を~
子宮頸がんの原因ウイルス「HPV」は子宮頸部の粘液から検査ができます。子宮頸がん検診と同時にできる簡単な検査です。
検診では自費のためやや高額ですが、HPV併用の検診で「偽陰性率=がんの見逃しがゼロ」となる、と認められています。最近では諸外国や日本でも検診に導入しよう、という動きが始まっています。
またHPV感染がなく検診結果が問題なければ、次の検診は2年後でOKですよSmile

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