アンチエイジング医師団 医療・メディア懇話会「男のヤル気・女のヤル気」 ~ゲストスピーカに招請されました!~
急に春めいた空気を感じ嬉しいな、と思ったら春の嵐到来。毎年この時期はこんな感じだったかなあ、花粉飛散もピークを 迎えこの時期は天気予報を見る頻度が増してしまいます。
さて、一昨日アンチエイジング医師団主催の懇話会に参加させていただきました!
医師団とマスメディアの交流により、最新の医療トピックを共有し、QOL向上の情報発信を目的とした会なのだそうです。
~外国人記者クラブ、とてもお洒落な会場での開催でしたよ~
表題の通り、「男のヤル気・女のヤル気」が今回のトピック、私は「女のヤル気」の担当。
日常診療で行っているホルモン治療の最適な使い方、スーパーイソフラボンとして注目されているエクオールの話題、ハマ サイトでの新たな試みなどについて講演しました。
「男のヤル気」については目からウロコの情報を(驚!!)、また最新の形成・美容外科の実際についても学ばせて頂きと ても楽しく有意義な会でした
不老のサプリメント-サプリの選び方、新しい考え方とは?-
今年は例年より早い梅雨入り宣言、先日そんな合間の爽やかな晴れ日、かねてより医療連携をさせていただいている銀座医院の竹田義彦院長が出版された本‘不老のサプリメント(講談社)’の出版お祝い会にお招きいただきました。
大変盛大な会で、竹田先生の予防医療への思いに共感いたしました
☆皆さまは何かサプリメントを飲んでいますか?またどのような目的で飲んでいるでしょうか?今のんでいるサプリ、サプリの選び方、少し考えてみませんか。
~医療者からの目線で~
健康や美容志向の高まり、食の多様化・添加物の増加、手軽で合理的な栄養摂取、サプリはこのような背景からすっかり日常化したものとなっています。
食品の扱いのため手軽に購入できる反面、医師や医療機関の監修のないものが多く、私個人としては不安なことだなあ、と感じています。
~安全な正しいサプリ選びを~
サプリ選びの注意をいくつかあげてみました
(1)購入時は原材料・栄養成分表示をチェック
(2)格安サプリは注意・・・新鮮でない、栄養素含有が少ないなどの可能性があります
(3)流行成分の誇大広告に注意・・・しかるべき手間とコストがかけられているか
(4)日本人には国産のサプリがお勧め
~これからのサプリは予防医療の役割・不老のサプリ~
私が注目しているこれからの新しいサプリをあげてみました!
食品からその成分を得られるものもありますが、科学根拠があり副作用がなく今後予防医療への貢献も期待しています。
(1)レスベラトロール(長寿遺伝子の一部活性化、抗酸化作用)
(2)アスタキサチン(天然カロテノイド、抗酸化作用、シミ・シワ改善)
(3)プラズマローゲン(アルツハイマー病との関連、認知症予防)
(4)エクオール(大豆イソフラボンの代謝物質、抗酸化作用、シワの改善、エストロゲン作用、抗アンドロゲン作用) など。。
☆とくにエクオールは更年期障害、ホルモンバランスによる不調を整えるのに有効です
アンチエイジングからウェルエイジングへ(4)-糖化タンパクAGEsを抑える食品-
老化を規定するといわれる糖化タンパクAGEsは、特に高温で長時間加熱した食品に多く含まれまれます。AGEsは体の中
で酸化ストレスや炎症をおこし、糖尿病や動脈硬化、腎不全の発症と関連します。
~AGEsを抑制する食品の報告~
・レモンや酢をかける
・カテキン(緑茶など)を日常的に摂取
・トマト、シナモン、ローズマリー、ガーリック、フラボノイドなど
☆食も科学的な目線でみると、日々の食生活へ意識が高まります。
例えば揚げ物にレモンをかける、というのも自然にバランスをとっていたのですね
アンチエイジングからウェルエイジングへ(3)-老化の原因・糖化タンパクAGEs-
~老化現象の原因物質~
ブドウ糖はエネルギー源として欠かせないものですが、一部のブドウ糖は体内でタンパク質と結びつき、糖化タンパク(AGEs)という物質に変わります。AGEsは老化のスピードを規定するといわれています。
~AGEsを増やす食習慣~
・糖質のとりすぎ=食後の高血糖状態
・果糖のとりすぎ=果物を生で食べるのではなくジュースで一気にとるなど
・食品を褐色に変化させる調理(香ばしく焦がしたもの、揚げたもの、、、)
☆香り、風味の深い食品にAGEsが多く含まれますが、正常な肝臓、腎臓機能があればAGEsを代謝・排泄することができます。
同じ素材でも調理方法を焼く・揚げる、ばかりでなく生のまま、煮る、などに変えることでAGEsを減らすことができますよ
アンチエイジングからウェルエイジングへ(2)-抗糖化・抗酸化-
~老化現象の原因~
男女ともに、加齢とともにホルモンの低下が身体機能を低下させ生活習慣病のリスクを高めることはよく知られています
。
同じく、身体への大きなストレスとして「酸化ストレス」は有名ですね。
最近ではこの酸化ストレスの元に「糖化ストレス」の存在が知られるようになりました。
特に現代人の食生活で「糖化ストレス」は急増しています。
☆抗糖化・抗酸化は毎日の食生活から実践することができます。具体的な改善策、追ってご紹介してまいります
アンチエイジングからウェルエイジングへ(1)-健康寿命とは?-
~ウェルエイジングの勧め~
最近では誰しもが意識する‘アンチエイジング’。若々しさを保つための医療、サプリ、化粧品、食事や運動、、、色々あります
ね。大切なのは私たちの豊かな人生は‘上手に加齢していくこと’です。今や、アンチエイジングという概念から生活の
質全体を上げて豊かな人生を送る‘ウェルエイジング’を獲得するためにはどうしたらよいか?ということへ医療はシフトしてき
ています。
☆私も日常診療ではウェルエイジングを考えた健康管理・検査について皆さまに推奨しています
~健康寿命をご存知ですか?~
日本は長寿国です。しかし、自立して元気に過ごせている人生の長さ‘健康寿命’をご存知でしょうか?特に日本人女性は健康寿
命が短く、平均すると人生の約7分の1が寝たきりや介護が必要な状態なのです。(図☆)
平均寿命まで自立して過ごす、ウェルエイジングを意識したいものですね。
プラセンタの話題(6)-注射剤、サプリメント、化粧品違いは?-
‘プラセンタ’は病院で点滴や注射で行う場合、サプリメントとして飲むもの、また化粧品に含まれるもの、色々あります。原料にどのような違いがあるのでしょう
~それぞれの原料~
プラセンタの注射剤は人の胎盤から、内服のサプリメントはブタやウマ、化粧品ではブタのプラセンタエキスが使われています。
動物由来のプラセンタも人のプラセンタと効果は同程度とされています。
~注射剤、内服サプリメントの使い分け~
注射剤は内服サプリメントと比べ、はるかに即効性に優れています。注射剤は治療目的によりますが、1~2週に1回程度がお勧めです。それぞれの皆さまの体調や症状により頻度や期間を決めることが出来ます。また特別な制限はありません。
内服サプリメントは注射が苦手な方、頻回に病院を受診できない方などにお勧めです。
プラセンタの話題 (5) -安全性について-
‘プラセンタ’について抵抗のあるかたも少なくありません。一番は安全性のことが心配されると思います。正しく知り、安心して治療したいですね
~プラセンタの原料と製造過程~
プラセンタの注射剤は、肝炎やエイズなど感染症のない健康な人の胎盤のみを原料としています。製造過程においては高圧蒸気滅菌により、らさらに細菌・ウイルスが不活化されます。また、胎盤に含まれる血液やホルモンはすべて除去されます。
~プラセンタ投与の際注意事項~
プラセンタ治療を受けたことのある方は最初に「献血はできなくなります」と説明をうけていることでしょう。これはまだ検査方法の見つかっていないクロイツフェルトヤコブ病の予防対策として、検査方法が見つかるまでは献血制限を受けることになっているからです。ちなみに日常生活においてこの病気にかかるリスクは厳しく見積もっても1億人あたり0.04人といわれており、プラセンタ治療を受けて病気を改善するメリットがはるかに大きいと考えられます。
☆プラセンタ注射剤の治療は50年以上の歴史がありますが、これまで重大な副作用は報告されていません。
プラセンタの話題 (4) -多彩な成分を含むプラセンタ-
最近よく耳にする‘プラセンタ’。サプリメントで飲まれている方も多いようですが、ハマサイトクリニックでは点滴・注射治療
を行っています。具体的にどのような効果があるかご存じでしょうか
~多彩な栄養素と各種成長因子~
プラセンタには人間に必要とされるほとんどの栄養素が含まれています。また、全身の細胞を活性化する様々な「成長因
子」が確認され、再生医療の分野でも注目されています。
~プラセンタに含まれる主な成分~
(1)たんぱく質
(2)活性ペプチド
(3)アミノ酸
(4)脂質・脂肪酸
(5)糖質
(6)ビタミン(B群、C、D、など)
(7)ミネラル(ナトリウム、カルシウム、亜鉛、マグネシウムなど)
(8)ムコ多糖類(ヒアルロン酸など)
プラセンタの話題 (3) -幅広い薬理作用-
最近よく耳にする‘プラセンタ’。サプリメントで飲まれている方も多いようですが、ハマサイトクリニックでは点滴・注射治療
を行っています。具体的にどのような効果があるかご存じでしょうか
~‘万能の臓器’ゆえのさまざまな作用~
胎児が育つためのあらゆる臓器の機能をつかさどるプラセンタ、多様な疾患や症状改善に効果が認められています。
おもな疾患;
(1)アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症など)
(2)婦人科疾患(更年期障害、生理痛など)
(3)自己免疫疾患(膠原病、リウマチなど)
(4)肝臓疾患(肝炎、肝硬変)
(5)精神疾患(うつ、自律神経失調、不眠など)
(6)肌の老化(肌荒れ、乾燥肌など)
☆慢性的な疾患や症状が気になる方は、ためしてみてはいかがでしょうか。
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