第65回日本産婦人科学会参加だより-学会発表報告-
2013年5月13日 | Beautiful Women's Life,学会・セミナー活動 |
5月10日から12日までの3日間、札幌で日本産婦人科学会が開催されました
夏日の東京から飛び立ち、冬が明けた札幌で桜の花が新鮮でした!
☆これまで「若いうちにより高い骨密度を得るためには?」という大きなテーマについて東京女子医大時代からの研究チームで大規模調査を行っています
今回は19~25歳の主に食習慣の解析結果について発表しました
~骨密度のピーク年齢で骨貯金を~
更年期以降、女性は骨密度が急に低下し、その後骨粗しょう症や骨折をおこし寝たきりの原因となります。「骨密度の貯金」をつくるには骨量ピークの20~30歳ころまでの運動量・食習慣がカギとなるのです
~朝食を毎日食べましょう~
解析結果では1日3食のうち、朝食を抜く回数が多いほど、3大栄養素やカルシウム、ビタミンDなどの摂取量が低く、骨密度が低くなる傾向が示され、とくに1週間で3回以上朝食を食べないとその傾向が強くなりました
☆朝食を毎日食べる習慣のある女子は食生活全体のバランスがよい傾向にあると思われます。ダイエット論などでは「朝食をとる?とらない?」いろいろのご意見も聞かれますが
私は断然「毎日朝食!」をお勧めします
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