第25回北米閉経学会参加のご報告~欧米での更年期対策は?~
都内の紅葉も見ごろとなってきましたね。日中はまだ過ごしやすく散策など楽しみたいものです。
さて先月私は北米閉経学会(於;ワシントンDC)に参加してまいりました。
日本より一足早い紅葉、空色の違い、葉っぱも大きい、日本とはまた違ったさわやかな景色を楽しみました
私が興味深く感じた欧米での更年期障害とその対策。
食文化の違い―大豆摂取が少ないなど―のせいか、ホットフラッシュや寝汗など身体の症状は日本人より重い印象です。また肥満とホットフラッシュは比例するとの報告も。
また、日本よりも乳癌や血栓症のリスクをかかえた方が多いので、ホルモン代替療法の試みはさかんな印象でした。抗うつ剤やハーブなどが実際に使用されています。
そして日本との大きな違いは性生活対策も多く取り上げられていました。
“ PAINFUL SEX? TIME TO TALK!”と展示場でも大きく掲げられ、専用の薬剤や医療機器も様々なものが使用されています。
☆写真は学会の一日☆
・朝食から始まります
・主要なシンポジウムの大半を女性医師が占めていました!!
・薬や医療機器の展示場(中は撮影禁止)
・夜の懇親会~ホールではダンスも~
~エクオールについてはまだ認知が低く、ホルモン代替の役割も含め、私達日本からの発信がますます重要だと感じました!~
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